作業履歴管理

作業履歴管理

作業履歴管理

当社の品質保証の根幹。

全部署・全行程に対するトレーサビリティ。

当社では全部署・全工程に対してトレーサビリティが機能している。いつ、どこで、誰が、何を、どのように行ったかが、制作データ履歴管理、工程別作業記録、データ処理記録・出力記録、出荷・出庫履歴などを通してシステム上で克明に追跡できる。もちろん制作・製造に直接は関与しない営業部門も例外ではない。個人情報・顧客情報などの最重要データやお預かりした貴重な資産などを社内へ入稿する際は、接触履歴を残すことが義務づけられている。
当社は2001年にプライバシーマーク認定、2004年にISMSを認定取得しているが、それ以前から商品に対するリスクを評価するという体制を敷いている。お客様の印鑑を印刷する領収書や、悪用されると社会的影響が甚大な商品券などは重要指定品として管理体制の中で作業を進めてきた実績があり、近年の個人情報保護に対するシビアな要求にも対応できるシステムが、当社のDM・DPサービス部門の飛躍的な成長を支えたと言っても過言ではない。

ミスを再発させないための仕組み。

世の中に完璧はない。人がどんなに細心の注意を払っても、ミスが発生する可能性はゼロにはならない。もちろんミスはあってはならないし、ミスをしないための作業改善は大前提。それでもトラブルは起こりうる。この一刻を争う緊急事態に、いかに迅速かつ的確なリカバリができるかに企業としての社会的責任が問われる。このISOの原点とも言える思想は、当社の作業履歴管理に色濃く反映されている。
事態の収拾に全力を挙げると同時に、トラブルの原因を究明する。原因が特定できたら、再発させないための対策を立てる。当社の取り組みを必ず顧客へ報告する。そして、これらの情報を全社的に共有するための仕組み(保存原稿制度、クレームDBなど)を構築する。この一連のリカバリ活動をアジルに実践することが当社の最大限の誠意であり、顧客との長期信頼を築く上で不可欠な品質保証の根幹となっているのである。