紙マテリアル加工-井村祥平
紙マテリアル加工

蓄積されたノウハウを、新たな挑戦の糧に。
井村祥平Shohei Imura

生産技術部運用管理G グループ長
(電子情報工学科卒 / 2004年入社)

「どんなものを作るか」から「どうやって使うか」へ。

お客様の視点に立って、常に「どう使うか」を意識しながら仕事を進めること。これが今まで教えてもらった中で一番大きなことなんじゃないかと思います。仕様や加工法に気をとられてしまいがちですが、今までにない機能を持った便利な製品を形として完成させることが自分たちの役割。だから「お客様が求めている機能は何か」ということをしっかりと理解するように心がけています。難しいな、と日々感じていますね。先輩方と比べると「これは使いづらいんじゃないか」と気づく力がまだまだ足りない。だからこそ自分の目で確かめたり、自分で製品を組み立ててみることを大切にしています。その中で初めて気づくことや疑問に思うことを、一つひとつ「体験」として自分の力にしていきたいと思っています。

紙マテリアル加工-井村祥平

「誰も作ったことがない」。だからこそ。

新しい技術や仕様にチャレンジするには、まず設計担当の自分がしっかりと工程を理解して、制作・製造部隊に正確に説明しなければいけませんよね。まだ誰も作ったことがない製品ですから、自分の説明書が一箇所でも違っていたら、周りは動けないんですよ。経験が浅くても、求められるものはベテランと同じ。金額もリスクも大きい製品が多いですから、チェックは慎重にやっています。自分はせっかちなので、慌ててミスをしてしまいがち。だから、物事に優先順位をつけて、重要なものから片付けていくように注意しています。こういう考え方はプライベートにも活かされていて、休日の使い方もずいぶん効率的になりましたよ(笑)。

紙マテリアル加工-井村祥平

CAREER STEP

  • 2004年4月~ 技術サービス課 開発設計担当
  • 2007年9月~ Gディレクション課G 設計担当
  • 2010年9月~ DM設計課G 設計担当
  • 2013年9月~ 開発二課 マネジャー
  • 2016年9月~ 設計管理課 マネジャー
  • 2018年9月~ 生産技術部運用管理課 課長
  • 2020年9月~ 生産技術部運用管理G グループ長

業務内容

マテリアル加工技術を活かしたダイレクトメールを中心に受注品の設計・手配・工程管理を行なう。